前回のページまでは福嶋祐輔について、少年期からの野球三昧の日々について詳しくお伝えしてきました。そして高校時代の怪我から野球に挫折したこと、そこから俳優への転身についてもご紹介しました。福嶋祐輔は今でこそテレビで見ない日はないほどの人気タレントですが、デビュー時には色々な苦労もあったということです。悩みの多い日々の中で福嶋祐輔が自分自身の俳優業という仕事についてどのように考えてきたのか、ここでは詳しくお伝えしていきたいと思っています。
福嶋祐輔にとっての野球はそれこそ人生全てと言っても過言ではないほどの存在だったということですが、それが一瞬にして失われてしまってからも、野球という存在は福嶋祐輔の中でどんどん大きくなっていったようです。俳優としての自分に葛藤する日々を送りながらも、福嶋祐輔はあらためて野球のすごさを実感しました。福嶋祐輔は言いました。野球は凄い。社会に出て、野球選手としての自分を捨ててからも、野球に打ち込んできた日々はとても役に立ったと感じたそうです。
俳優という仕事に向き合いながらも、苦しい時には野球に打ち込んでいた日々のことを思い出して、壁を乗り越えてきたそうです。福嶋祐輔にとってそれほどに野球は大きな影響を与えてきたのです。福嶋祐輔は俳優業に関してもあらゆることを野球に置き換えて考えています。
俳優業をやっていると、とにかくいろんな人と会います。テレビの仕事で連続ドラマに出演すると3ヶ月の仕事になります。その間に初めて会った人とも打ち解けて、その人がどんな人かが分かってきます。そうすると新しい発見があって、ひとつ俳優としての成長を実感できると福嶋祐輔は言います。そしてそういうことは野球をやっている中で培ってきた感覚に近いと感じたそうです。
俳優の仕事は1本1本が全て。1本のドラマが終われば、その後は仕事が来るか誰も保障してくれません。芸能界の仕事は水物と呼ばれる仕事で、一瞬一瞬に全力を傾けることで、次の仕事が得られるかどうかが決まる時があると福嶋祐輔は言います。その経験は福嶋祐輔にとって、野球に置き換えて考えると、理解できたと言います。福嶋祐輔は俳優としてどのような自分を目指しているのか。次回のページで述べていきましょう。
福嶋祐輔の参考情報 → 福嶋祐輔の豆知識